Profile

1936年
鹿児島県に生まれる
1955年
県立福岡高等学校卒業
1961年
慶応義塾大学文学部卒業
1962年
フリーの写真家となる
1963年
渡仏、以後今日に至るまで
世界各国を旅し
取材活動に従事する
作品の多くは
親しみやすいポエティックな
風情をその奥にたたえながら
各国の市民感情に通じた
文明批評的な色彩が特徴的である

1979年
12月 「ヨーロッパの看板」
(美術出版社)
1981年
3月 「アメリカの看板」
(美術出版社)
6月 日本サイン・デザイン
協会特別賞受賞
12月 「ヨーロッパの窓」
(小学館)
1982年
5月
「モンマルトル・モンパルナス」
(講談社文庫)
世界の街灯、看板
ポスト、イスなど
街のアイテム
「ストリート・ファニチュア」集
6月
「ヨーロッパの看板Part2」
(美術出版社)

1983年
3月「ヨーロッパの時計台」
(美術出版社)
7月 「アメリカの窓」
(小学館)
1984年
3月
「ヨーロッパのかたち」
(美術出版社)
12月
「アメリカの看板Part2」
(美術出版社)
1985年
5月
「世界のコースター」
(講談社)
世界のビールコースターの写真集
8月
「世界の風見」
(美術出版社)
10月
「ヨーロッパの扉」
(小学館)
1986年
3月
「ヨーロッパの美術館」
(美術出版社・共著)
フランスのルーヴル美術館
オランダのゴッホ美術館
ソビエトの
エルミタージュ美術館など
ヨーロッパ90館近くの美術館を
歴史的な背景や特色を
折りまぜながらカラー写真で紹介
開休館案内や交通方法などの情報も収録

5月
「芸術家の墓」
(美術出版社)
1987年
4月
「看板図鑑」
(美術出版社)
今日では看板は
広告的要素と装飾的要素とを
もりこんだものになっている
名もない看板屋の職人が
依頼主の要求をみたすべく
努力工夫して作った
1枚の看板の背後に
かくされた世界を想像し
看板のもつ魅力にひかれ
写真集を上梓する
11月
「エンブレム」
(美術出版社)
ヨーロッパの街々で
目についたエンブレムを
旅の想い出の
ひとつとして買い求め
1,000点近くにもなった
そのなかから約500点を
セレクトして
ここに出版することになった
イギリス軍関係のグループ
大学の紋章である
エニバーシティ・エンブレム
スポーツをモチーフにした
スポーツ・エンブレム
ア メリカの軍や警察の
制服のエンブレム
国や州や町など地名を
あしらったエンブレム
モチーフ別のエンブレム
最近特に流行の著しい
ブランド名やショップ名
のエンブレム
そして最後に
プライベート・エンブレム
などを集めた
エンブレムのバリエーションと
八つのグループに分けて編集した
1988年
12月
「世界のビアコースター」
(美術出版社)
コースターは本来
ビールやグラスや
ジョッキの下に敷く円形や
方形のプレートのことを意味する
グラスが冷やしてあるので
水滴がついて
テーブルやテー ブルクロス
が汚れるのを防ぐためである
私が集めているものは
宣伝のために社名や製品名を
印刷したいわゆる
サービスのためのコースターで
ビールのメー カーから
ビアホールやバーといった
ビールを飲ませるところに提供される
ドイツは特に盛んで
ビールの醸造元が
およそ2,000社余りあり
ほとんどの会社がそれぞれ
デザインを凝らした
ビールのコースターをつくっている
ともあれ、デザインの原点が
凝縮された空間である
ビールのコースターの
魅力を楽しん で下さい
1989年
9月
「スケッチ・オブ・ザ・シルクロード」
(美術出版社)
本書は、著者が日本から
上海に車を運び込み
約2カ月をついやして
上海・喀什間を往復し
その間に目にふれたモチーフを撮って
作ったものである
1990年
6月
「ストリート・ファニチュア」
(美術出版社)
世界の街灯、看板
ポスト、イスなど街のアイテム
「ストリート・ファニチュア」集
12月
「ゴッホ巡礼」
(新潮社・トンボの本)
ゴッホが死んだ
オーヴェールの宿の真ん前には
彼が描いたことで有名になった
町役場が往時
そのままの姿でたっている
そしてズンデルトの生家の
真の前にも
同じような町役場…
数奇な運命のもと
炎のような熱情をもって生き
強烈な表現力で
多くの作品を生み出したゴッホ
ピストル“自殺”から百年
画家ゆかり の地を巡りながら
その生涯と作品をふりかえる
1992年
3月
「世界橋物語」
(美術出版社)
橋のある景観は
人間の作った眺めとしては
最高のものであると思う
大都会のそれは
ダイナミックで心を打つし
自然の中の橋の
たたずまいは、心がなごむ
-という著者が
1991年の夏
同一時期
同一視点で撮り下ろした
世界の橋写真集
1993年
4月
「ジャジカル・ムーズ」
(美術出版社)
モダンジャズレコードの
ジャケットをフルカラーで
多数掲載
アートとして
楽しむばかりでなく
写真、デザイン、ファッション
など多くのことを学べる
1995年
9月
「ヨーロッパの街並と屋根」
(クレオ)
ヨーロッパの塔に登ってみると
眼下に赤い瓦の大波小波がゆれている
屋根のある家は家族の象徴であり
建築の原点は屋根にある
ヨーロッパ各地の
古い街並と屋根を見て
想像の旅を楽しんで下さい
10月
「ヨーロッパの墓地巡礼/芸術家100人の墓」
(冬青社)
大学卒業後パリに渡り
モンパルナスの墓地で
ボードレールの墓を見たのが初めて
こうしてパリでの墓地巡礼が始まった
以来32年
外国で暇があると墓地を訪ね
芸術家の墓の写真を撮り
記録してきた
1999年
6月
「ヨーロッパの街並と看板」
(クレオ)
ヨーロッパを旅し続ける著者が
異国の街並で目印にした数々の看板
歴史の流れの中で
種々の変化を遂げながら
先人達の感性を
今も残す看板の魅力を
国別に紹介した写真集